会社概要

代表メッセージ

明治34年に初代・秀島内蔵吉が醤油醸造業をはじめて以来、丸秀醤油は120年にわたり、昔ながらの天然醸造による醤油づくりを続けてまいりました。
120年の間に時代は目まぐるしく移り変わり、醤油づくりを取り巻く環境も大きく変化を遂げてきました。高度経済成長期には、全国で事業の集約による効率化が進められ、大型機械を用いた大量生産が主流となりました。職人が菌と対話をしながら時間をかけて醸造していた醤油づくりは、科学技術によって菌を管理して短時間で製造する方法へと変わっていきました。
そのような中、当社では一貫して創業以来受け継がれてきた昔ながらの製法を守り続けています。職人は今も常に麹菌や酵母と対話をしながら、菌たちが一番伸び伸びと活躍できる環境を整えることに神経を研ぎ澄ませます。醤油づくりの主役はあくまで菌たち。私たちができることはその環境を最高の状態に整えて、あとは菌の働きを待つだけなのです。
現在では、このような昔ながらの天然醸造で醤油づくりを続けている蔵元は全国でもわずか、佐賀県内では唯一となりました。私たちはこれまでの数々の職人たちが積み上げてきたこのすばらしい発酵の技術を守りながら、さらに今の時代に合わせて「麹ユニバース」という麹の新たな可能性を探る取り組みにもチャレンジしています。真摯に、謙虚に、そして丁寧に。次の100年を見据え、私たちはこれからも醤油づくりを続けてまいります。

代表取締役 六代目 秀島 健介

歴史 創業1901年 丸秀醤油の歩み

明治34年 初代 秀島内蔵吉が佐賀市嘉瀬扇町にて醤油醸造業「秀島商店」を創業
昭和 4年 二代目 勝次は事業拡大に伴い、佐賀市伊勢屋本町(現在の伊勢町)に工場を移転
昭和15年 三代目 慎一郎は満州国、興安総省に工場を新設し、関東軍御用達として醤油の納品を開始
昭和25年 四代目 熊雄は社名を「丸秀醤油」に変更し、合名会社として法人化
昭和39年 業界に先駆け、無添加天然醸造もろみ醤油を開発、販売
昭和53年 佐賀市高木瀬町長瀬(現在の高木瀬西)大和工業団地に移転
これまでどおりの天然醸造方式工場を新設 同時に株式会社に改組
昭和58年 県内で初めての酒みりんの製造許可を取得し、「味匠」(あじしょう)の名称で生産開始
平成 6年 体に安全な食品の普及を目的に、「協同組合 自然一」を発足
無農薬原料のみを使った「みそ造りセット」などを販売
自然指向が見事に表現されているとして、「自然一醤油」のパッケージが、デザインコンペティションにて「大賞」受賞
関連会社ノバ・コーポレーションを設立し、プロポリスの製造を開始する
平成 9年 県内のこだわり食品メーカー6社と「佐賀逸品会」を結成し、県産品の普及拡大に取り組む
第19回食品産業優良企業表彰事業において「食品流通局長賞」を受賞
平成13年 佐賀県より創造技術研究開発費補助金を受け、穀物アレルギー対策商品として「キヌアみそ」「キヌアしょうゆ」を開発
平成15年 自然一醤油の姉妹品「二年醤油」が、モンドセレクションの「大金賞」を受賞
古代米に あわ、キヌアなど十種類の穀物を使った[十種雑穀味噌]を発売
平成17年 緑豆、ひえなど十種類の国産穀物を使った十種雑穀「大地のめぐみ味噌」を発売
平成18年 工場を増床、天然醸造発酵タンク10基を増設
平成20年 佐賀大学との共同研究により、十穀味噌調味料「味噌だれ」を開発・発売
平成21年 アレルギー対応商品「キヌア酢」と「キヌアぽん酢」を発売
平成23年 「佐賀海苔とろとろしょうゆ」と「佐賀海苔ぶっかけ」を発売
科学技術分野の文部科学大臣表彰で創意工夫功労者賞を受賞
アレルギー対応商品「キヌアだししょうゆ」を発売
平成24年 ふりかける味噌 十穀味噌シーズニング「ミソフル」を発売
平成29年 国立水産研究所との共同研究で、世界初の海藻を発酵させた調味料「海の醤」を発売

会社概要

会社名 丸秀醤油株式会社
所在地 佐賀市高木瀬西6-11-9
TEL 0952-30-1141
FAX 0952-30-1142
代表取締役 秀島健介

蔵元直売所麹庵

所在地 佐賀市高木瀬西6-11-9(佐賀大和工業団地)
TEL 0120-32-1141(フリーダイヤル)
0952-30-1141
営業時間 9:00〜17:00
(時間外の場合は、お電話でご相談ください)
休業日 日曜・祝日・第2、第4土曜日
(5月・8月・12月は変更になる場合がございます)

※資源有効活用のため再び洗浄、殺菌して使用するよう心がけております。中身を使い終わった空ビンはお持ちください。ギフト商品や、ご購入になる数量が多い場合は、あらかじめご連絡いただければ幸いです。

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